ご家庭の環境によっては、モデムとパソコンが別の部屋にあって、LANケーブルを部屋とか廊下に這わせたくないケースがあると思います。そういった場合には無線が非常に便利です。便利な反面、セキュリティ設定をきちんとしないと外から無線で侵入されてしまいます。
1.まず、無線の装置を準備してください。
- 無線で接続する場合は、親機(発信側)と子機(受信側、パソコン側)が必要です。
- 親機はルータと一体型が一般的には売られています。
- 子機は、ノートパソコンでは内臓がほとんどです。デスクトップではカードタイプ、USBタイプなど売られていますのでパソコンに合ったものを購入します。
2.セキュリティの設定は必ず行いましょう。
- セキュリティ設定をしないのであれば、非常に簡単に接続できます。子機で受信できる親機の無線を見つけて、接続ボタンを押すだけす。
- ということは反対に、外から誰でも接続できてしまいます。こういったことを防ぐために認証および暗号化機能が用意されています。説明書に従って設定しましょう。
3.LANケーブルを這わせない別の方法があります。
- LANケーブルを這わせない方法として、最近では、PLCといった方法が出てきました。PLCとはPower Line Communicationsの略で高速電力線通信と呼ばれています。要は、ご家庭の電力線を使って信号を送る方式です。
- ご家庭の各部屋には必ずコンセントがあるので、コンセントにPLC装置をつないで、さらにPLC装置にパソコンをつなぎます。モデムの方にもPLC装置をつなぎ、PCL装置を近くのコンセントに差し込みます。
- PLC装置はモデム側とパソコン側でそれぞれ必要なため最低2台必要です。パソコンが増えるごとにPLC装置が1台必要となります。無線が安定しない場合にも有効でしょう。
■当社の対応
- 当社では、無線装置の代理購入から接続設定、セキュリティ設定までをサポートします。
- また、無線が安定しない場合の調査、対応なども行います。
- もちろんPLCの対応も行います。